泣き叫ぶ、暴れる…
3歳ころから、次女の異常な夜泣きがはじまりました。
どうやら夜驚症というらしいのですが、その症状を前にした私は、「何が原因なの?」「どうすればいいの?」と、寝不足の頭を抱えて悩む日々…。
今回は、夜驚症の原因や対処法をまとめました。
7歳になった今の様子も報告します!
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娘が3歳ころにはじまった異常な夜泣き
うちの娘たちは、3人とも赤ちゃんの頃から夜泣きがひどく、夜中2時間の授乳が終わってからもしばらくの間、夜泣きには悩まされたものでした。
次女が3歳ころが特にひどく、夜中にいきなり起きて叫ぶように泣く、なだめても、抱っこしても添い寝しても効果なし。
他の子達とは明らかに夜泣きの様子が違うんです。


夜驚症の症状とは?
夜に驚く症状と書いて夜驚症。「やきょうしょう」と読みます。
眠ってから1~2時間位で起きることが多く、脳の発達がまだ未熟な幼児がなるそうです。
とはいっても、詳しいメカニズムについてはわかっていないらしく…。
普通の夜泣きは、浅い眠りの状態から起きてしまうのに対して、夜驚症は深い眠りからいきなり目覚めて興奮状態になり叫んだり暴れたりします。
泣き叫ぶ以外に
- 脈拍が上がる。
- 呼吸が荒くなる。
- 汗をかく。
- 髪が逆立つ。
などの症状があります。
大抵数分~数十分くらいでまた寝入ってしまいますが、本人は全く意識がなく起きても覚えていないのが特徴です。
3歳次女のケースは?
うちの次女もまさに「夜驚症」の症状で、なだめても抱っこしても添い寝しても効果はなくて、ひたすら叫び続けます。
さらにうわごとをいうことも多かったです。


違う!違う!やめて!
とか…。
ちょっと変わったのだと


とか…(笑)
(うんちは出てませんでした。汗)
他にもいろいろあるのですが、普通の夜泣きは抱っこしたり添い寝すると安心して寝てくれるのに、私が抱っこしても、まるで拒絶するように暴れ続けるので 、
「なにか、ストレスや不安を与えているのだろうか?」
「昼間怒りすぎたのかな?」
などなど、自己嫌悪に陥ってしまったりして…。
でもしばらくすると、すっと眠ってしまいます。
しかも、朝になるとケロッとしてて機嫌もいいんですよね~。
そして本人は、まったく覚えていないのです。
最初のうちは次女が叫び始めるとほかの子も起きてしまい、3人が泣き出して、寝不足ママにとってはまるで地獄絵図のようで(汗)
そのうち子どもたちも慣れてきたようで、次女が泣き叫んでも普通に寝ているようになりました。(子供の適応力ってすごい!)
夜驚症はいつまで続くの?
幼児の夜驚症は、多くの場合8歳~12歳くらいまでには自然と治まるそうです。
なるほど~12歳ね~…って「…えっ!?3歳の娘が12歳ってあと9年もあるんですけど!?」と、当時は気絶しそうになったものです。
まあ、明日治るかもしれないし9年後かもしれないということですが。今現在、子どもの夜泣きや夜驚症の寝不足で悩んでるママにとっては、これがあと9年続くかもなんて本当に気絶ものですよね…。
何か解決策はないものでしょうか?
夜驚症の原因と対処法は?
夜中に突然起きて怯えたように泣き叫ぶ姿から、「なにか不安なことがあったのか?」「ストレスを感じているのか?」
そう考えるママもいるようですが、化学的な根拠はないものの、その不安やストレスを取り除くことで夜驚症が解消されたという子も多いようです。
- 引っ越しなどで環境が変わった。
- 昼寝をしていなかった。
- 昼間興奮するような出来事があった。
- 夜遅くまで起きている。
- 明るい部屋で寝かせている。
このような事が原因として考えられますが、この場合睡眠環境の改善や生活リズムを整えることで、夜驚症がおさまることもあります。
ただ、あきらかに怖い思いをしたとか環境が変わったいうなら対策も考えられますが、子どもって思いもかけないようなことに不安を感じたり、ストレスになったりするので、何が原因なのかわからないこともありますよね。
注意したいのは、
- 夜中に泣き叫ぶ子どもを怒らない。
- 起きてから問い詰めない。
- 暴れたり歩き回る場合は安全を確保する。
そのことに気をつけて、泣いてる間は見守るしかなさそうです。
だいたいは、泣いても数分~数十分で治まることが多いようですが、家族の睡眠にまで影響が出る場合は小児科で相談してみましょう。
次女の時も本当に大変で、寝る時間になると「眠れない長い夜が始まる…」と、恐怖すら感じることもありました 。
今思うと、寝不足で精神的にも追い詰められてたのかな?と思います。
それでも、いつの間にか夜中に泣き叫ぶことが無くなり、7歳になった今は、朝までぐっすり寝てくれるようになりました。
具体的な対策がないので、ママもお手上げ…と思うかもしれませんが、夜驚症は病気でもなければママの子育てが悪いわけでもありません。
脳の発達が未熟だからおこるので、成長とともに無くなっていくはずです。


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